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(韓国語版)日本書籍 100万回生きたねこ / 佐野洋子 (ハードカバー)
商品名 : (韓国語版)日本書籍 100万回生きたねこ / 佐野洋子 (ハードカバー)
商品コード : PBOOK208
価格 : 2,280円(税込)
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(韓国語版)日本書籍 100万回生きたねこ / 佐野洋子 (ハードカバー)についてつぶやく
(韓国語版)日本書籍 100万回生きたねこ / 佐野洋子 (ハードカバー) ★商品発送完了の後の商品キャンセルの場合は往復送料が請求されますので、この点予めご了承下さい。 ■ 発刊日:2002.10.14以後 ■ 規 格:264*250 / 31P ■ 著 者:佐野洋子 ■ 出版社:ビリョンソ ★この本は韓国語で書かれています。 ■ Book Info 主人公の猫は、ある時は一国の王の猫となり、ある時は船乗りの猫となり、その他、サーカスの手品つかいの猫、どろぼうの猫、ひとりぼっちのお婆さんの猫、小さな女の子の猫…と100万回生まれかわっては、様々な飼い主のもとで死んでゆく。どの飼い主も猫の事が大好きで、その死に泣く程悲しんだが、猫は自分の事だけが大好きで、それぞれの飼い主達のことが大嫌いだった。何度も生き返るので死ぬ事も特に恐れていなかった。 ある時、猫は誰の猫でもない立派な野良猫となった。猫は、100万回生きた事を自慢し、魅力を感じた周囲のメス猫たちは何とか猫の恋人になろうと、プレゼントを持ってきたり、毛繕いをして猫にすり寄ってくる。それに気を良くしていた猫だったが、唯一自分に関心を示さず、自慢話にも素っ気ない反応しかしない一匹のメスの白猫が気になり始める。何とか興味を引こうとするうちに、いつのまにか猫は、ただ白猫のそばにいたいと思うようになった。そして、白猫も猫の想いを受け入れる。猫は白猫と一緒にいるうちに、自慢話をしなくなっていた。 時がたつと白猫は猫との間に沢山子猫を産み、猫はあれだけ大好きだった自分より、白猫や子猫達の方が好きになっていた。やがて子猫達も立派な野良猫になり猫の元を去って行った。猫は白猫とこれからもずっと一緒にいたいと思ったが、白猫は段々と年老いてゆき、ある日猫の傍で静かに動かなくなっていた。猫は生まれて初めて泣き、動かなくなった白猫を抱えて朝になっても昼になっても夕方になっても夜になっても100万回も泣き続け、ある日のお昼に猫は泣き止んだ。 そして猫も、白猫の隣で静かに動かなくなり、もう決して生き返らなかった。
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