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韓国書籍 風聞から実録まで怪物が出会った朝鮮 「怪物、朝鮮のもう一つの風景」

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■ 発刊日：2021.01.21以後
■ 規　格：152＊225 / 328P
■ 著　者：クァク・ジェシク
■ 出版社：ウィズダムハウス

★この本は韓国語で書かれています。

■ Book Info

「人生の現場で会う」
民を笑わせ泣かせた怪物たち

朝鮮に怪物が住んでいた。 とんでもない話ではない。 「朝鮮王朝実録」を見ると、三千里江山を駆け巡った怪物たちの物語が引き続き登場する。 その記録が非常に具体的なので目が行く。 ある怪物は民の心を揺さぶり、ある怪物は宮殿をひっくり返し、ある怪物は異域万里から流れて白頭大幹の山中王として君臨した。 王と臣下、民は誰がどんな状況で怪物に会ったのか、その怪物はなぜ現れ、どのように扱うべきかなどについて悩んだ。 それで朝鮮の怪物記録を見れば、当時の人々の生活像と社会像、世の中を理解する観念と問題意識などが自然にあらわれる。

本書は「朝鮮王朝実録」から「十河日記」まで各種史料から発掘した二十の怪物を中心に朝鮮を語る。 2007年から韓国の怪物たちを採集、紹介している作家クァク・ジェシクが既存の百科事典式の叙述から抜け出し、朝鮮に出会う新しい素材として怪物の話を展開していく。 「トッケビ」、「白いキツネ」など身近な怪物だけでなく、「三口一頭鬼」、「鹿足夫人」など見慣れない怪物たちの物語を通じて、その中に込められた朝鮮の多様な風景を描く。

■ 目次

序文 - 昼の歴史、夜の物語となった朝鮮の怪物たち

第1章 怪物は民の言葉を食べて育つ
三千里江山を駆け巡った怪物たち

第2章 王様を守れ
宮殿を 揺るがした怪物たち

第3章 国境では防げない
海を渡ってきた怪物たち

参考文献